近畿ブロック

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認定特定非営利活動法人 つどい にんていとくていひえいりかつどうほうじんつどい

門前町跡地の棚田の蓮で地域活性化!

滋賀県・長浜市(ながはまし)6次産業化高齢者の活躍自然・景観
  • 介護事業所として、高齢者や障害者等を受け入れ、就労困難者のケア体制を構築する取組。
  • 食品メーカーより唐辛子の栽培を受託し収益を増大している取組。
  • 耕作放棄地を借り受け、蓮を栽培して料亭やレストランへ生け花を卸すほか、雄しべを利用したフレグランスの開発にも着手。
  • 行政とも連携し中間就労組織としての役割を担い、高齢者のやりがい創出や収入源のひとつとなっている。
  • 3haの耕作放棄地を再生し、農園事業の売り上げが約5万円から約100万円に増加。
  • 蓮の花の活用では、品質と供給の安定化に取組、他社との差別化を図り、自社ブランド確立に期待が持てる。

山城就労支援事業所「さんさん山城」 やましろしゅうろうしえんじぎょうしょさんさんやましろ

地域を元気にする「さんさん型農福連携」

京都府・京田辺市(きょうたなべし)農福連携伝統・承継6次産業化
  • 地域特産品の栽培、加工・販売を通して、障害者の社会参加を促すなど農福連携の取組。
  • 各地の催しへの模擬店出店や市民団体と連携したイベントを開催し、地域との繫がりを推進。
  • コミュニティカフェを運営し、新鮮野菜を使った「京田辺ナス丼」「京都えびいもカレー」など「京やましろ産野菜」にこだわったワンコインランチを提供。 
  • 廃園予定の宇治茶の茶園を継承するとともに、京都えびいも等の地域特産品を栽培し、担い手不足の解消に貢献。
  • 障害者の延べ利用者数は約3,500人から約4,250人と増加。(H26-H28)
  • 新商品の開発等により、売り上げが約600万円から約800万円と増加。(H26-H28)

カタシモワインフード株式会社 かたしもわんふーどかぶしきがいしゃ

ぶどう産地を守るため、地域とともに歩んだ軌跡(奇跡)

大阪府・柏原市(かしわらし)企業都市農業伝統・承継
  • 西日本一古いワイナリーが、伝統ある大阪ぶどう産地の活性化・復興を目指す取組。
  • 大都市のすぐ傍らでありながら、ぶどう畑、ワイナリーがあり、古民家も多く、ワイナリーツアーや街歩きイベントを開催。
  • 企業や都市住民をボランティアとして巻き込み、耕作放棄地にぶどう苗植樹運動を展開。
  • ぶどうやワインとともにある地域の歴史や伝統を地域内外に紹介することで、大阪ぶどうのイメージアップに繋げている。
  • イベント参加者数が約2,700人から約4,800人と約1.8倍に増加。(H24-H28)
  • 耕作放棄地が解消され、管理する農地が1.4haから2.7haと約2倍に増加。(H24-H28)

一般社団法人 小野の駅 いっぱんしゃだんほうじんおののえき

地域資源活用×障害者雇用促進プロジェクト

兵庫県・小野市(おのし)雇用6次産業化医療・福祉
  • 耕作放棄地を活用し、地域資源(ミツマタ)を植栽し、加工・販売事業により障害者雇用の創出など、農福連携による地域創生の取組。
  • 加工したミツマタを紙幣の原料として出荷できる体制を整え、国立印刷局への生産者登録により、安定した販売先を確保。
  • 和紙保存協会とのコラボにより、ミツマタの和紙・うちわなどの特産品を商品化し、道の駅で販売。
  • 約3haの耕作放棄地が農地として再生。
  • 障害者の雇用者数が7名から15名と約2倍に増加。(H28-H29)
  • 地域の伝統工芸である和紙保存協会と連携し、特産品の商品化により6次産業化を実現。

有限会社 荒神の里・笠そば ゆうげんがいしゃこうじんのさとかさそば

地域の力で需要を創出し、そして次世代へ

奈良県・桜井市(さくらいし)女性の活躍6次産業化伝統・承継
  • 平成14年に、笠集落の71戸全戸が出資して法人化し、女性が中心となり、そばの栽培から加工・販売及び食堂経営まで一貫した集落での取組。
  • 「荒神の里・笠そば」(そば処)は、地域の農産物直売所の機能も果たしており、伝統ある野菜産地を新しい形でよみがえらせている。
  • 不便な山奥に年間約9万人がそばを食べに来てくれることで、雇用の創出や能力発揮の場となっており、法人化により働く女性たちの意識が、積極的な姿勢に変化。
  • そば処の年間集客数は約9万人、売上げは6,600万円。(H28)
  • 併設する農産物直売所の売上げは約2,300万円。(H28)

桃りゃんせ夢工房 とおりゃんせゆめこうぼう

加工と体験で「あら川の桃」の魅力発信

和歌山県・紀の川市(きのかわし)食の提供・活用地産地消女性の活躍
  • 平成16年に、旧桃山町の4つの生活研究グループ員39名で結成し、桃を使った加工品の開発や商品化の取組。
  • 桃ジャム、桃のお菓子、金山寺みそなどの加工等の体験メニューを開発し、都市農村交流を推進。
  • 地元小中学校での郷土食、ジャムづくり指導などの食育活動を実施。 
  • 市場出荷に適さない桃の有効活用による加工品の商品化に、女性の感性が生かされるとともに地産地消を実践。
  • 桃の加工品等の売上げは約370万円。(H28)
  • 桃ジャム作り等の体験人数は約400人から約530人に増加。(H24-H28)
  • 地元小中学校での郷土食や桃料理の伝承活動により、若者が地元の良さや農業を知る機会を創出。